本当の強さを求める道

強いってなんだろう?

内山高志の本当の強さ

やっぱり内山さんはすごい。なにがすごいかって負けても言い訳せず、気持ちを切り替えて次の目標に邁進するところ。

 

負けたらダメになってしまう選手やメンタルが弱くて力を発揮できない選手がいる中で、内山は37才になってもまだまだ強くなりたい!って願望がある。その点サッカー会のレジェンドキングカズに通づるところがありますね。

 

内山さんの「心が折れない」っていう本がありましたけど、彼は心が折れないんじゃなくって柔軟かつ客観的に自分を見れるところだと思います。そして、それが彼の強さの本質。KOダイナマイトとか派手なキャッチコピーがついていますが、彼の本当の強さはそこじゃない。

 

心技体って言葉がありますが、やっぱり体があって技術があってこその心だと思うんです。内山さんはそれをすべて兼ね備えている。

 

内山さんには長谷川選手と同様に、永遠のチャンピオンとして王座に返り咲いてもらいたいと強く思います。

 

内山高志、敗戦後初のブログ更新!

内山選手、大晦日の敗戦後初めてブログ更新しましたね!

ameblo.jp

 

相当ショックなのかなぁーと心配していたんですが、”超元気” だそうです笑

ひとまずファンとしては安心しました( ^ω^ )

 

試合前、インタビューで「負けても立ち上がればいい」と発言していた記事を見ましたが、2017年再び内山選手が立ち上がって我々の前に勇姿を見せてくれることを願います!

 

がんばれ!内山高志

仮にコラレス3があるとしたら...

もし、もしも内山vsコラレス3があるとしたら。てか、あってほしいんですがどうしたら勝てるのか? 自分なりに色々考えてみました。

 

やっぱり以前のブログにも書いた通りブロック主体のスタイルから元に戻すべきでしょう。理由は、ジャブが当たらないから。コラレスのフットワークからすると、右は簡単に当たらないしガードに使うからなかなかでない。とすると、これまで幾多の難敵を沈めてきたストートに近い左ジャブをいかにあてることができるか?が、次戦のポイントになります。

 

大晦日の試合、特に6Rはそれができていた。

ジャブを当てるかつ、コラレスの左をもらわないポジショニングをとる、サイドサイドへステップしあらゆる角度からジャブを放っていく。そうすることで、ペースをつかめればボディ、特に左ボディは当たりやすい位置にあるわけだから効きそうな気がします。また、内山選手のの左フック。ほぼ、ジャブと同じ軌道でナックルだけ返すので相手は相当やりづらいはず。以前ソリスを沈めた左フックも有効かなぁーと思います。

 

多少の被弾は覚悟しないと、コラレスみたいな不完全なメイウェザーぽい選手にはパンチ当たらないんじゃないかな。

 

今回もまともにもらったパンチって2発くらいだったから、まだ被弾してもOKだと仮定すると、やっぱり従来のスタイルで戦ってほしい。それと、攻撃の際はもっとラフにやっていいんじゃないでしょうか。チャンスとみたら被弾覚悟で回転力を上げていく、絶対に逃さないステップワーク。

 

けど、コラレスはもう内山とはやりたくないんじゃないかな笑 次戦ったらヤバイと一番感じてるのはコラレス本人だと思うので。

 

内山は2連敗して、37歳という年齢からグローバルマーケットでの商品価値が下がったから、他団体の王者のかませ犬でアメリカでやって欲しいな。または挑戦者決定戦をアメリカで。

 

中途半端な再起戦はファンとしては見たくないです!

【ボクシング】2017年見たい対戦カード

尾川vs金子 のスーパーフェザー級の日本タイトルマッチが見たい。金子は過去に内山高志に挑戦して判定負けして最近は低調気味だけど、持ち前のフィジカルと右ストレートはポテンシャルを感じるものだったし、良い面がまえしてた!

 

対する現日本スーパーフェザー級王者の尾川は、リッキーを2度倒してスーパーフェザー級の最前線に繰り出してきた勢いあるボクサー。元々は無差別級である日本拳法出身なだけに、体の芯が強く、パンチのキレと帝拳仕込みのワンツーは見応え充分!

 

今のスーパーフェザー級の世界戦線は層が厚いから2017年中に世界挑戦できるか微妙だけど、その前に是非金子と防衛戦をやってほしい。二人ともタイプが似てるから噛み合うんじゃないかなー。

 

そして買った方が世界に行く。

現状勢いに乗ってる尾川が有利だと思うけど、国内最強を証明してコラレスと対戦するっていうのも面白い選択かも。

 

他にも、1月28日は三浦隆司(帝拳)選手がアメリカでWBCスーパーフェザー級挑戦者決定戦に出場しますね! 同会場では現WBC王者のバルガスも防衛戦をやるとか。

2017年は国内も海外もスーパーフェザー級から目が離せないですね!

 

2017年1月5日現在の最新のリング誌P4Pランキング(スーパーフェザー級

www.ringtv.com

 

今年の大みそかは誰がチャンピオンでいられるのか...今から楽しみです!


ポジション二ングとタイミングの話

年末の格闘技を見ていて改めてポジショニングとタイミングって大切だなぁと実感した。

 

ボクシングであればパンチ力がなくてもタイミングを合わせれば相手は倒れる。相手が打てずかつ自分が打てるポジションをとれば有効打を与えることができる。

 

それは人生やビジネスにも通ずるところがある。自社のポジショニングが市場の中で適切かどうか見極めることは大事なことだし、サービスをローンチするタイミングが悪ければ儲かるサービスも儲からなくなってしまう。

 

口で言うほど簡単なことではないが、2017年は人生全般においてポジショニングとタイミングを意識して過ごす一年にしたいと改めて感じた年越しだった。

内山高志の敗因

2016年大晦日、コラレスに惜敗した内山選手。

そのボクシングスタイルと礼儀正しさから大好きなボクサーの一人なので、残念でならないです。

 

なぜコラレスに負けたのか?

改めて録画映像を見直して見ました。

 

多分、一言で言うならセコンドが選手を信頼しきれていなかったんだと思います。

結果論ですが、コラレス分析をした上で従来のスタイルで戦えば負けることはなかったのでは。

 

しかし、近年内山選手の衰えが指摘されてるように、セコンド陣もまた、内山選手のリアクションスピードや回転力に陰りが見え始めたことを認識していて、ブロック主体のガード偏重スタイルに変えたのだと思います。

 

確かにチャンピオンになってから7年経過してますし、37才の年齢を考えるとわからなくもない選択なのですが、映像を見る限りまだまだ第一線級の選手であることは間違いありません。

 

コラレスの左を警戒して右のガードを上げるのはその通りなのですが、ブロックして打ち返すスタイルではコラレスのステップの速さに対応できず、内山選手本来の左ジャブから距離感を図っての右ストレート、左ボディフックが活きない。結果論ですが、最後までコラレスを捉えきれず終了。

 

採点結果は7ポイント差はないにしても、1〜2ポイント差でコラレスの勝ちという判定は受け入れざるを得ないと思います。

 

スタイルを変更しての敗戦は内山選手本人も相当なショックなんじゃないかと。。正直、日本史上稀代のボクサーのラスト試合にはしてほしくないです。買っても負けても、これまでの内山スタイル攻防一体の王様相撲をやって負けたなら納得できるんですけどねー。

 

コラレスの良さを消したけど、自分の良さも消してしまった今回の試合。しばらく休養するとの報道ですが、残されてる時間も少ないだけに、ファンとしてはもう一度従来の内山スタイルを見たいなーと思う年末の試合でした。