村田諒太WBA暫定王者へ挑戦か
噂されていた村田諒太の世界初挑戦の話がついに表にでてきた。
相手は現WBA世界ミドル級暫定王者 ハッサン・ヌダム・ヌジカム(33=フランス)。
Youtubeで試合映像を見たことがあるのだが、アウトボクサーに近い感じの選手でフットワークを使って要所要所でタイミング良くパンチを放つ印象。パンチ力はそれほど感じなかった。スピードもそこまであるわけではない。
つまり村田のようにフィジカル全面にプレッシャーをかけていくタイプにとっては組みやすい相手だ。
この試合が決まれば、この試合こそ世界前哨戦だと思う。
はっきり言って今の時代、暫定王者のベルトに何の価値もない。
とはいえ、激戦区であるミドル級で世界前線へ出るために一歩前進といったところか。
いずれにせよ、この階級は怪物ゴロフキンがいるのでゴロフキンを倒してこその世界王者だと思う。
山中慎介V14戦 考えられるマッチメークを妄想してみた
少し気の早い話ですが、山中慎介選手が今秋予定のV13戦に勝ったと仮定して、日本新記録がかかるV14戦の相手を勝手に妄想してみました。
まったくの妄想なので実現するかは保証できませんが、可能性のある夢のあるマッチメークをまとめてみました。
[妄想その1]
現WBOスーパーフライ級王者の井上選手。年内にローマン・ゴンザレスとの対戦が噂されていますが、井上選手はバンタムに階級を上げると明言していますので可能性はあると思います。そして両者ともに、米国リング誌の認定するP4P(パウンドフォーパウンド=全階級を通じて最も強いと思われる選手を格付けする)ランキングに名を連ねています。
[妄想その2]
山中慎介 VS 現WBC世界スーパーフライ級王者 ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)
現在のP4P1位であるローマン・ゴンザレス。こちらもバンタム級へ階級を上げることが予想されています。しかしながら.....ローマン・ゴンザレスは帝拳所属でした笑
同門対決になってしまうので、実現の可能性はほぼなしです。。
[妄想その3]
2017年4月23日(エディオンアリーナ大阪)に現WBO世界バンタム級王者であるマーロン・タバレス(24)に同級6位の大森将平(24=ウォズ)が挑戦します。もし、大森選手が勝てばこのマッチメークはあり得るかも。ただし、タバレス VS 大森は2015年12月に挑戦者決定戦で対戦経験があり、その時は大森選手が2RTKO負けをしているので、まずはキッチリリベンジを果たしてからですね。ちなみに、この2人は同じ高校出身なので先輩と後輩ですね。
[妄想その4]
山中慎介 VS 現IBF世界バンタム級王者 リー・ハスキンス(英国)
リー・ハスキンスは山中慎介と対戦経験もある岩佐亮佑との暫定王座決定戦に勝ち王座を獲得した選手。このマッチメークになれば王座統一戦となるので注目度はグッと増しそう。ちなみに、リー・ハスキンスはバンタム級P4Pランキングで第3位です。しかし、羽振りが良い英国人なので日本に来るのはなかなか難しそうだと伝えられています。興行的に採算が合わないんだとか。でも、36年ぶりの日本新記録となれば採算度外視で派手にやってほしいというのが一ファンの意見です。
[妄想その5]
山中慎介 VS 現WBA世界バンタム級スーパー王者 ザナト・ザキヤノフ(カザフスタン)
こちらも統一戦の妄想。現WBA世界バンタム級のレギュラー王者は亀田和毅を2度退けたマクドネル(英国)だから、どうせだったらスーパー王者とやりましょ。ザキヤノフはカザフスタン出身の33歳。カザフスタンといえば、ミドル級3団体統一王者のゴロフキンと同じ国。ということは.....村田諒太 VS ゴロフキンとダブル世界戦なんていう妄想もできちゃったりします。実現の可能性は極めて低いですが。。。ちなみにザキヤノフはバンタム級P4Pランキングで第6位です。以下、バンタム級の主要選手たち。
あとは、3月10日に日本バンタム級王座決定戦(後楽園ホール)で赤穂亮(横浜光) VS 田中裕土(畑中)の対戦があります。出場する赤穂亮選手は過去に2度世界タイトルに挑戦している実績ある選手なので、勝ち上がってくれば世界戦線に復帰しそう。こちらも注目の試合ですね。
以上、妄想でした。
山中慎介 日本記録V13戦の相手は.....
V12から一夜明け、早速V13戦に話題が移っていますね。
記事によると、近いうちにWBCバンタム級1位として指名挑戦者になるルイス・ネリー(メキシコ=21)が有力みたいです。陣営としては統一戦の交渉は難しいようで、36年ぶりの日本記録の更新に道を定めた感じですね。
昨日の山中王者の試合を見て、やっぱりモチベーションのコントロールって難しいんだなぁって改めて思いました。
試合としては、ややパンチをもらう場面もありながらも山中王者の圧勝でしたが、やはり前回モレノ戦の時とは緊張感が違う。相手がほどほどの実力だからよかった!ってのが本音じゃないでしょうか。
まだまだ体にキレはあるし、左の精度も高いのでモチベーションが高まるような相手をV13戦には用意してほしいですね。
名前があがっているルイス・ネリーは知りません笑
ただ22戦22勝(16KO)無敗のメキシカンホープらしいです。
試合の映像を見たことがないのでよくわからないですが、コラレスぽい感じの選手だったら厄介な相手になりそうですね。
次戦V13戦は秋ごろになる予定だとか。
勝てば来年の今頃は日本新記録V14がかかる一戦になります。
いまから1年後が楽しみ!!
WBA世界王者制度見直しへ
WBAが世界王者の乱立に歯止めをかける。
現在WBAは階級にもよるが最大でスーパー王者、レギュラー王者、暫定王者の3人世界王者がいる。
当たり前だがおかしい。
この当たり前のおかしさを改善するようだ。
時期的には2018年を目処に各階級で原則世界王者が1人の状態を作りたいらしい。
その一方で、スーパー王者に関してはレギュラー王者とは違う意味合いがあるので存続させるとか。その代わりに暫定をなくす方針のようだ。
個人的にはスーパー王者の定義づけをちゃんとしないと、ベルトの価値が世間に伝わりづらいと思う。特にボクシングに詳しくない人から見れば「なんで世界王者が何人もいるの?」って思うだろう。
それに、スーパー王者の防衛戦はどうなるのだろう。指名挑戦者はレギュラー王者に挑戦するのか、スーパー王者に挑戦するのか。。。
企業でいうところの最高顧問的な存在なのか!?
だとしたらスーパー王者はなくした方がファンにとってはわかりやすいし、ベルトの価値も守られるんじゃないかな。
WBO世界スーパーフェザー級王者のワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)は、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者のコラレスではなく、レギュラー王者のジェイソン・ソーサと対戦する予定だから、余計だれが強いのかわからん展開になってしまうね。※ ソーサは2月15日にWBA王座を返上